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喪男浪人中とは:受験に失敗した喪男の浪人ブログ。東京大学文科一類を目指す。(東大落ちました。現在は失敗の原因について書いています。)
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私がブログを見ていない間に、先日書いた記事に寄せられたコメントをめぐり、一部の読者の方の間で言い争いが発生するトラブルが起こりました。出来るだけ穏健な路線を目指してブログを運営してきた私にとっては、とてもショックな出来事で、心を痛めました。

私の推察する所、トラブルの原因は誤解であって悪意によるものではないと思われましたが、このまま言い争いが続いては収拾がつかなくなる恐れがあると判断したため、一部のコメント(16日から17日に寄せられたコメントのうちの7件)を非公開とさせていただきました。

この度非公開とさせていただいたコメントの中には冷静かつ良心的なものもありましたが、トラブルを拡大させないために、このような処置を取らせていただきました。

ブログ「喪男浪人中」は基本的には批判などの件も含め基本的にはどのような種類のコメントも受け付ける方針ですが、争いの火種となりかねないコメントについては、私の独断で、削除または非公開とさせていただきます。

以後このトラブルに関することをコメント欄に書き込むなど、問題を再発させかねない行動を取ることは出来るだけ自粛していただけるようお願いします。あまりにも問題があると判断した場合はこちらで勝手に削除させていただきます。

もしも、この処置に関して管理人に対して直接訴えたいことがございましたら、拍手ボタンに付属しているコメント送信機能をお使いください。

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(注意)
以下の文章は管理人の経験に基いたものであり、普遍的な原則等ではありません。あくまでも、一つの特殊なケースとして受け取って下さい。もちろん、批判や反論、質問は受け付けます。コメント欄に書いていただければ出来る範囲で答えます。


さて、前回に引き続き宅浪生活とモチベーションについて書く。今回は「内面的要素」についての考察をする。「内面的要素」とは主に心理状態がいかにモチベーションに影響したかということだ。今回は高校生活から振り返って自分の心理状況について考えてみたい。

*もっとも、「内面的要素」と「外面的要素」の両者の違いはあまり厳密にしていない。解釈の仕方によってはどっちとも取れるものもある。このブログは素人の書いたものだからそこのところは見逃して欲しい。

《内面的要素》

俺は高校一年のころから東大を目標にして頑張ってきた。当時担任だった先生に勧められたからだ。それ以来、俺の高校生活は学校・部活(途中でやめたが)・勉強の3つで大部分が占められていた。いわゆる「青春」の思い出といわれるようなものはほとんど経験していない。(友達も少なかったし、もてないから恋愛もない)

高一からはじめた受験勉強は、そのモチベーションを落とすことなく続けられた。スランプも経験したが、人より多く勉強をしていたのだから学校(2流自称進学校だが)内での成績もよかった。定期テストや模試の成績は常にトップクラスだった。学年一位もとった。

勉強に対するやる気はほとんど失われることはなかった。しかし、それが最後まで続いたわけじゃなかった。いくつか重大な転機があった。

一つ目は高二の冬。

俺は高二の冬に部活(運動部)をやめた。俺は部の中で実力的にかなり後れを取っていた。その競技は中学以来続けていたものだったが上達せず、高校から始めた後輩にも抜かされるようになっていた。また、勉強時間が部活によって大きく削られていたため、受験が近づく中、焦りを感じていた。

そのため退部を決意した。顧問の先生に何と言われるかビビッていたが以外にもすんなりと退部を許してくれた。東大を受けるという目標を理解してもらえたのだろう。(落ちてしまって今でも申し訳ないと思っている)

部活をやめたとなると受験勉強に集中できる、と思ったがそうでもない。有り余る時間は一種の安心感を与えただ、受験勉強のみをやることは精神的に辛かった。退部した後の冬休みはだらけた。受験勉強だけをやることの退屈さを知った。

二つ目は高三の夏休み後。

部活をやめた後、確かに以前よりはだらけることはあったがそれでも依然としてモチベーションは高い。高三になってから、より受験勉強に打ち込んでいた。

夏休みが来た。

一般的に夏休みは受験の天王山と言われることが多い。ほぼ一ヶ月受験勉強に集中できるからだ。俺もこの機会に東大との距離をぐっと縮めようと決意した。

意気揚々と夏休みの勉強が始まった。一日15時間のペースをほぼ毎日守りぬく。夏休みの間、校舎が解放されていたので毎日通う。友達と励ましあいながら机に向かい、必死で問題集を解いていく。

夏休みは順調そのものだった。「いける、これなら東大だっていける」と思っていた。

しかし、夏休みも終盤になると疲れてくる。そして、燃え尽きた。夏休みの最後の3日くらいから勉強に手がつかなくなった。毎日図書館に入り浸ってどうでもいいくだらない本を読みふけった。そのときは「スランプが来ようといつかは脱出できるのだから気にしなくてもいいや」と危機感を感じることはなかった。

9月、スランプ未だ解けず。10月、まだ。11月、まだ。そろそろ諦めムードが漂うころ。12月、センター対策で気を紛らわす。センター試験、何とか足切り突破。2月、浪人すればいいやと考えはじめる。東大落ちる。

結局スランプから抜け出せないまま浪人生活突入。

三つ目は浪人生活開始。

東大に落ちたことはやっぱりショック。呆然とした。それでも勉強はしないといけない。10日の合格発表後しばらく休んだ後勉強再開(再開したのは16日から。つまり一年前の今日だ。)

受験勉強の資金を得るためのバイトを探したが、全滅。先が見えなくなってしまう。そのままずるずると・・・

浪人生活での俺の勉強についてはこのブログを読み返したほうがよく分かると思う。昔の記事は今見たら痛々しい。黒歴史に近い。でも残しておく。駄目な姿も含めて浪人生活の記録だと思うから。

(追記)

燃え尽き症候群とはwikipediaによると

《以下引用》

燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん、: Burnout Syndrome)は、一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した報酬が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満[1]。慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状。一種の外因性うつ病とも説明される。

こちらより引用

《引用終了》

ということみたいです。俺のモチベーションの低下はほとんどこれで説明がつきますね。

ということみたいです

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(注意)
以下の文章は管理人の経験に基いたものであり、普遍的な原則等ではありません。あくまでも、一つの特殊なケースとして受け取って下さい。もちろん、批判や反論、質問は受け付けます。コメント欄に書いていただければ出来る範囲で答えます。


前回までは浪人することのリスクについて書いてきた。今回は自分が浪人生活で失敗した点について書く。

俺が最も失敗したと考えるのは、モチベーションの維持だと思う。忙しい中で必死になって勉強した現役時代に比べて、暇が十分あった浪人時代の勉強量は増えて当然だ。それなのに実際の所勉強時間は減ってしまった。

じゃあどうして勉強時間が減ったのか。外面的要素と内面的要素から反省してみる。

《外面的要素》

外面的要素とは、自分の勉強における環境のことをいい、勉強可能な時間や塾・予備校の有無、人間関係、誘惑など、およそ受験勉強のモチベーションに関係するであろうもののこととする。

・勉強可能な時間について

現役時代は朝早く起きて高校に通い夕方ごろに帰宅(俺の場合9時~16時は学校)、その後寝るまで勉強だった。平日一日あたり8時間勉強できた。休日は多い日で15時間勉強した。我ながらなかなか勉強時間は多かったと思う。

当然のことだが浪人すると現役時代より勉強に費やせる時間は増えるはずだ。

俺の場合塾にも予備校にも行かず宅浪したから理屈のうえでは毎日現役時代の休日と同じ時間、つまり15時間勉強できることになる。

もっとも、一年中同じペースで勉強は出来ないであろうから実際の所は一日12時間を目標にした。この場合一週間あたりの勉強時間では12×7=84時間。現役の場合は一週間あたり70時間だから14時間上回る、はずだ。

本来なら現役時代を上回る勉強量となったのに・・・

・塾・予備校の有無について

現役時代も浪人時代も塾や予備校の類に通ったことがない。(ついでに言うと小学校中学校のときも行っていない。塾童貞だ。)これはどちらかというと経済的な理由。

浪人時代は一人で勉強だったから他の受験生からの刺激というものはほとんどなかった。これがいけなかったと思う。一人で勉強しているから自分の出来ない所から目をそむけることも出来たし、出来る受験生に追いつき追い越そうという競争心も失われた。

講義については何ともいえないからスルー。

・人間関係について

さっき言ったことと被るが、刺激を受ける友達がほとんどいなかったのはマイナスだった。浪人の友達も少ない。さらに言うと、もともと友達自体少なく、気晴らしに遊びにいける関係の人は本当にごく一部だった。

となると、孤独からくるストレスに悩まされることになる。俺は高校のときハブかれていて友人のいない孤独な生活に慣れているはずだったが、それでも一年間親以外の人間とはほとんど交流がないのは流石に辛かった。

・誘惑について

宅浪生活は基本的に自分を束縛するものがない自由な生活だ。(自由といっても勉強をサボりながらの自由だから後ろめたいし味気ない。)それだけ誘惑も当然多い。

気晴らしに見たネットに夢中になり気が付いたら何時間もやっていたとか、机に座りペンを握るはずがアソコを握っていたり(笑)、深夜アニメを見ていたために夜型の生活になったりと。

勉強に集中するのは意外と難しい。


さて、一応「外面的要因」については書き終えたつもりだ。結構言い訳じみたことも書いている。というか、半分以上は言い訳だ。スイマセン。この後は「内面的要因」について書く。

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(注意)
以下の文章は管理人の経験に基いたものであり、普遍的な原則等ではありません。あくまでも、一つの特殊なケースとして受け取って下さい。もちろん、批判や反論、質問は受け付けます。コメント欄に書いていただければ出来る範囲で答えます。

第一志望の大学に落ちたとき、皆はおそらくこう考えるだろう。

「浪人して再チャレンジするか、滑り止めで妥協するか」

自分の決断は前者だった(もっとも、現役時代は滑り止めの私立をほとんど受けず唯一受けた早稲田の政経も赤本すら見ず全く対策無し。東大に落ちたら浪人する覚悟を最初から決めていたが。)

俺と同じように決断をしてこの春から浪人になった方も多いだろう。

浪人が決定したとき、こう思っていた。

「なあに、いくら東大が難しかろうとある程度の実力はついているし、普通に勉強すれば順調に成績アップして来年は楽勝に受かるさ」と。

この見通しの甘さは言うまでもない。結果は一年の浪人にもかかわらず駄目だったんだから。

さてさて、俺が浪人を決定したときに見のがしていたことは何だったのか。成績を上げることの難しさもそうだが、同じくらい現状維持の難しさを忘れていたのでははないかと思う。

現状維持。それは消極的なことだし、一見そんなに苦労しなくても出来そうである。

しかし、俺は現状維持が精一杯だったし、その難しさを身にしみた。

今の成績を落とさずキープするということは、暗記事項の忘却と戦い、解法など技術的な部分でもその運用が出来るよう訓練は欠かせず、意外と大変だった。成績アップの余裕はなかなかなかった。

しかも、同時に勉強への意欲も薄れて言ったことだから、勉強時間は減るし・・・ますます余裕ないね。

一年間、辛い思いしても成績キープで終わり。いや、それが出来ただけでもましかと思う。俺の友達の先輩は浪人時代で偏差値が急落し(どうやら彼女と遊んでばっかりだったらしい。ある意味うらやましい)レベルの高い国立を目指すはずがマイナーな私立大学しかいけなかったといってた。

浪人する人は忘れがちなんだが、成績を維持できる保証はどこにもないしダウンする可能性も十分にある。

だから、俺はあえて言う。妥協して行ける大学に行ったほうがいいと。(俺も滑り止めをもっと受けておけばよかった)浪人は現状維持の難しさを覚悟しろと。ヘタすれば一年後にはその滑り止めの大学すらいけなくなっている可能性がある。

じゃあ、自分は何故浪人生活でやる気が出なかったのか。そのことについていつかは語らなければいけないな。

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恥ずかしいことだけど、この話題を避けるわけにはいかないよな。

この前、東大入試の成績開示が行われたことを話した。その記事を書いたあと恐る恐る中を見てみた。正直、見ないでそのままゴミ箱に突っ込みたかった。自分のリアルな成績を見るのは怖かったからだ。ヘタレだ。

見てみた。ショボーン(´・ω・`)って感じになった。

そうそう、前回の成績開示についてはこのブログの最初のほうの記事に書いた。詳しくはこちらを見てくれ。

それでは今年の成績の話に移る。

去年とほぼ同じ水準の成績だったのは、日本史・世界史・国語だった。点数はほとんど変わらない。伸びてもいないし落ちてもいない。現状維持。

逆に去年より落ちたのは英語。成績を載せるのが恥ずかしいくらい酷い出来。スイマセン。何点かは言いたくないです。

数学は上がった。ただし、去年は数学の試験中に頭が真っ白になってしまい出来ずあんなに酷い点数だったから、点数こそは上がっても、実力がついたことになるわけではない。

合計点数。これだけは言おう。二次試験の点数は236/440点。センターの点数と合計すると330/550点だった。点数で見ると去年より下がった。

ちなみに合格最高点は435/550点、合格最低点は351/550点、合格平均点は376/550点だった。合格まで21点足りなかった。おそらく英語がマトモに出来、数学あたりでもっと点が稼げればよかったんだろう。

最低点が去年よりは下がっているから、今年のテストは難しくなったのかもしれない。受験生のレベルの変化も考えると実際はどうなのだろうか・・・

色々な要素を総合して考えてみても、俺の実力は浪人して上がったわけでもなく、現状維持が精一杯だということが分かった。(ここ重要)

一年間の浪人生活は成績を伸ばすのに対して役に立たなかったんじゃないのか・・・

これから浪人される方や現役生だけど早くも浪人してもいいと思っている方は注意してください。浪人しても成績が上がらないということは十分ありうることです。

俺が現役のころは「浪人して頑張れば東大受かるだろ」と甘いことを考えていた。しかし、現実は違った。宅浪生活を始めた当初からやる気はほぼ0で最低限の勉強すらサボる。成績は現役時代のわずかな蓄えを食いつぶす形で徐々に下がっていき(8月の駿台の東大模試ではB判定だったが、11月にはC判定に落ちた)、焦るわりには勉強しない。いつの間にか東大に受かることよりも浪人脱出ばかり考えていた。

どうしてこうなってしまったのだろうか。これからじっくりと分析し、ブログに書いていこうと思う。

(注意)
このブログに書かれていることの大半は管理人の経験に基いたものであり、必ずしも普遍的な真理ではありません。あくまでも、一つの特殊なケースとして受け取って下さい。もちろん、批判や反論、質問は受け付けます。コメント欄に書いていただければ出来る範囲で答えます。

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男性
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一年の浪人生活経験後いまは大学生(予定)
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読書
自己紹介:
一浪の果て再度挑戦した東大受験にまた失敗。今は失敗談を語ります。
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