喪男浪人中とは:受験に失敗した喪男の浪人ブログ。東京大学文科一類を目指す。(東大落ちました。現在は失敗の原因について書いています。)
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(注意)
以下の文章は管理人の経験に基いたものであり、普遍的な原則等ではありません。あくまでも、一つの特殊なケースとして受け取って下さい。もちろん、批判や反論、質問は受け付けます。コメント欄に書いていただければ出来る範囲で答えます。
さて、前回に引き続き宅浪生活とモチベーションについて書く。今回は「内面的要素」についての考察をする。「内面的要素」とは主に心理状態がいかにモチベーションに影響したかということだ。今回は高校生活から振り返って自分の心理状況について考えてみたい。
*もっとも、「内面的要素」と「外面的要素」の両者の違いはあまり厳密にしていない。解釈の仕方によってはどっちとも取れるものもある。このブログは素人の書いたものだからそこのところは見逃して欲しい。
《内面的要素》
俺は高校一年のころから東大を目標にして頑張ってきた。当時担任だった先生に勧められたからだ。それ以来、俺の高校生活は学校・部活(途中でやめたが)・勉強の3つで大部分が占められていた。いわゆる「青春」の思い出といわれるようなものはほとんど経験していない。(友達も少なかったし、もてないから恋愛もない)
高一からはじめた受験勉強は、そのモチベーションを落とすことなく続けられた。スランプも経験したが、人より多く勉強をしていたのだから学校(2流自称進学校だが)内での成績もよかった。定期テストや模試の成績は常にトップクラスだった。学年一位もとった。
勉強に対するやる気はほとんど失われることはなかった。しかし、それが最後まで続いたわけじゃなかった。いくつか重大な転機があった。
一つ目は高二の冬。
俺は高二の冬に部活(運動部)をやめた。俺は部の中で実力的にかなり後れを取っていた。その競技は中学以来続けていたものだったが上達せず、高校から始めた後輩にも抜かされるようになっていた。また、勉強時間が部活によって大きく削られていたため、受験が近づく中、焦りを感じていた。
そのため退部を決意した。顧問の先生に何と言われるかビビッていたが以外にもすんなりと退部を許してくれた。東大を受けるという目標を理解してもらえたのだろう。(落ちてしまって今でも申し訳ないと思っている)
部活をやめたとなると受験勉強に集中できる、と思ったがそうでもない。有り余る時間は一種の安心感を与えただ、受験勉強のみをやることは精神的に辛かった。退部した後の冬休みはだらけた。受験勉強だけをやることの退屈さを知った。
二つ目は高三の夏休み後。
部活をやめた後、確かに以前よりはだらけることはあったがそれでも依然としてモチベーションは高い。高三になってから、より受験勉強に打ち込んでいた。
夏休みが来た。
一般的に夏休みは受験の天王山と言われることが多い。ほぼ一ヶ月受験勉強に集中できるからだ。俺もこの機会に東大との距離をぐっと縮めようと決意した。
意気揚々と夏休みの勉強が始まった。一日15時間のペースをほぼ毎日守りぬく。夏休みの間、校舎が解放されていたので毎日通う。友達と励ましあいながら机に向かい、必死で問題集を解いていく。
夏休みは順調そのものだった。「いける、これなら東大だっていける」と思っていた。
しかし、夏休みも終盤になると疲れてくる。そして、燃え尽きた。夏休みの最後の3日くらいから勉強に手がつかなくなった。毎日図書館に入り浸ってどうでもいいくだらない本を読みふけった。そのときは「スランプが来ようといつかは脱出できるのだから気にしなくてもいいや」と危機感を感じることはなかった。
9月、スランプ未だ解けず。10月、まだ。11月、まだ。そろそろ諦めムードが漂うころ。12月、センター対策で気を紛らわす。センター試験、何とか足切り突破。2月、浪人すればいいやと考えはじめる。東大落ちる。
結局スランプから抜け出せないまま浪人生活突入。
三つ目は浪人生活開始。
東大に落ちたことはやっぱりショック。呆然とした。それでも勉強はしないといけない。10日の合格発表後しばらく休んだ後勉強再開(再開したのは16日から。つまり一年前の今日だ。)
受験勉強の資金を得るためのバイトを探したが、全滅。先が見えなくなってしまう。そのままずるずると・・・
浪人生活での俺の勉強についてはこのブログを読み返したほうがよく分かると思う。昔の記事は今見たら痛々しい。黒歴史に近い。でも残しておく。駄目な姿も含めて浪人生活の記録だと思うから。
(追記)
燃え尽き症候群とはwikipediaによると
《以下引用》
燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん、英: Burnout Syndrome)は、一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した報酬が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満[1]。慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状。一種の外因性うつ病とも説明される。
こちらより引用
《引用終了》
ということみたいです。俺のモチベーションの低下はほとんどこれで説明がつきますね。
ということみたいです
以下の文章は管理人の経験に基いたものであり、普遍的な原則等ではありません。あくまでも、一つの特殊なケースとして受け取って下さい。もちろん、批判や反論、質問は受け付けます。コメント欄に書いていただければ出来る範囲で答えます。
さて、前回に引き続き宅浪生活とモチベーションについて書く。今回は「内面的要素」についての考察をする。「内面的要素」とは主に心理状態がいかにモチベーションに影響したかということだ。今回は高校生活から振り返って自分の心理状況について考えてみたい。
*もっとも、「内面的要素」と「外面的要素」の両者の違いはあまり厳密にしていない。解釈の仕方によってはどっちとも取れるものもある。このブログは素人の書いたものだからそこのところは見逃して欲しい。
《内面的要素》
俺は高校一年のころから東大を目標にして頑張ってきた。当時担任だった先生に勧められたからだ。それ以来、俺の高校生活は学校・部活(途中でやめたが)・勉強の3つで大部分が占められていた。いわゆる「青春」の思い出といわれるようなものはほとんど経験していない。(友達も少なかったし、もてないから恋愛もない)
高一からはじめた受験勉強は、そのモチベーションを落とすことなく続けられた。スランプも経験したが、人より多く勉強をしていたのだから学校(2流自称進学校だが)内での成績もよかった。定期テストや模試の成績は常にトップクラスだった。学年一位もとった。
勉強に対するやる気はほとんど失われることはなかった。しかし、それが最後まで続いたわけじゃなかった。いくつか重大な転機があった。
一つ目は高二の冬。
俺は高二の冬に部活(運動部)をやめた。俺は部の中で実力的にかなり後れを取っていた。その競技は中学以来続けていたものだったが上達せず、高校から始めた後輩にも抜かされるようになっていた。また、勉強時間が部活によって大きく削られていたため、受験が近づく中、焦りを感じていた。
そのため退部を決意した。顧問の先生に何と言われるかビビッていたが以外にもすんなりと退部を許してくれた。東大を受けるという目標を理解してもらえたのだろう。(落ちてしまって今でも申し訳ないと思っている)
部活をやめたとなると受験勉強に集中できる、と思ったがそうでもない。有り余る時間は一種の安心感を与えただ、受験勉強のみをやることは精神的に辛かった。退部した後の冬休みはだらけた。受験勉強だけをやることの退屈さを知った。
二つ目は高三の夏休み後。
部活をやめた後、確かに以前よりはだらけることはあったがそれでも依然としてモチベーションは高い。高三になってから、より受験勉強に打ち込んでいた。
夏休みが来た。
一般的に夏休みは受験の天王山と言われることが多い。ほぼ一ヶ月受験勉強に集中できるからだ。俺もこの機会に東大との距離をぐっと縮めようと決意した。
意気揚々と夏休みの勉強が始まった。一日15時間のペースをほぼ毎日守りぬく。夏休みの間、校舎が解放されていたので毎日通う。友達と励ましあいながら机に向かい、必死で問題集を解いていく。
夏休みは順調そのものだった。「いける、これなら東大だっていける」と思っていた。
しかし、夏休みも終盤になると疲れてくる。そして、燃え尽きた。夏休みの最後の3日くらいから勉強に手がつかなくなった。毎日図書館に入り浸ってどうでもいいくだらない本を読みふけった。そのときは「スランプが来ようといつかは脱出できるのだから気にしなくてもいいや」と危機感を感じることはなかった。
9月、スランプ未だ解けず。10月、まだ。11月、まだ。そろそろ諦めムードが漂うころ。12月、センター対策で気を紛らわす。センター試験、何とか足切り突破。2月、浪人すればいいやと考えはじめる。東大落ちる。
結局スランプから抜け出せないまま浪人生活突入。
三つ目は浪人生活開始。
東大に落ちたことはやっぱりショック。呆然とした。それでも勉強はしないといけない。10日の合格発表後しばらく休んだ後勉強再開(再開したのは16日から。つまり一年前の今日だ。)
受験勉強の資金を得るためのバイトを探したが、全滅。先が見えなくなってしまう。そのままずるずると・・・
浪人生活での俺の勉強についてはこのブログを読み返したほうがよく分かると思う。昔の記事は今見たら痛々しい。黒歴史に近い。でも残しておく。駄目な姿も含めて浪人生活の記録だと思うから。
(追記)
燃え尽き症候群とはwikipediaによると
《以下引用》
燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん、英: Burnout Syndrome)は、一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した報酬が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満[1]。慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状。一種の外因性うつ病とも説明される。
こちらより引用
《引用終了》
ということみたいです。俺のモチベーションの低下はほとんどこれで説明がつきますね。
ということみたいです
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