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喪男浪人中とは:受験に失敗した喪男の浪人ブログ。東京大学文科一類を目指す。(東大落ちました。現在は失敗の原因について書いています。)
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 ニュースを聞けば、センター試験だとか、随分懐かしい言葉が聞こえてくる。各地の大学で実施の準備をしている様子が流れたり、明日明後日の天候が悪くなるだとか・・・

 そうか、明日はセンター試験なのか・・・

 大学に入ってから受験生だったころのことを思い出し、辛かったこともあるといえど、いつの間にか「いい思い出」になっていることに気が付くと、あれから随分経ったんだなと思わされる。

 一年前の今頃、なかなか勉強の成果を上げることができなかった浪人生活の「後悔」と、受験生という窮屈な身分から解放される直前という「期待」の両者が混在した、複雑ではなくとも矛盾を抱えた不安定な心であったと思い返される。

 このブログは「ああしろこうしろ」とアドバイスするようなものではないし、気楽な気持ちでこんな馬鹿がいたのかと思ってもらえれば嬉しいくらいの思いでやっているものだから、受験生でこの文を読んでいる人は、少しでもリラックスしてもらえればそれでいいと思う。とりあえず落ち着いて、受験票を忘れたりしないこと、早く寝ること、明日明後日は力を出し切ることを考えればいいんじゃないかな。

 さて、受験時代のことを思い出しながら温かい紅茶でも飲もうか。

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 久しぶりにこのブログを更新する。3ヶ月ぶりだ。3ヶ月前、浪人生活が終了し、東京大学に不合格となり、まあまあ落ち着いてきた所で、さあ受験生(特に宅浪生)の反面教師の端くれとして少しは恩返し(いろいろと応援してもらったから)するぞと思い、色々と記事を書いていたが、たまたまコメント欄でトラブルが起こってしまい(本当に酷い話だ)、ゲンナリとして、「書くこと」への意欲を失ってしまった。そのあとは大学生活についてのブログの方に本拠地を移したようなものだった。

 こっちのブログのアクセス数は、いちばん多いときで1日あたり2000くらいだった日もあったが、今ではもう、すっかりと細々としたブログになってしまった。

 もう誰も読まないのだろう、思っていたが、大学生活のブログに「ブログ全部読みました」という受験生の方からコメントが来た。率直に言えば、嬉しかった。まだこのブログを必要としてくれる人がいるとは・・・

 俺は、受験に関するアドバイスは出来るような身分ではない。第一志望に落ちているし、浪人生活自体ほとんど勉強していない怠けたものだったし、効率のいい勉強法はなに一つとして知らない。

 そのばあい、いえることはただ一つ「喪男浪人中を読んでくれ。そして反面教師にしてくれ」だ。

 だが、このブログには「読み方」がある。

 (その1)「喪男浪人中」は客観的なブログではない。

 記事を読めば分かるけど、内容の大半は、俺の愚痴・弱音・叫びなどである。勉強について書いたこともあるがかなり主観的な面があるのも否定できない。浪人生活終了後の記事もできるだけ分かりやすく客観的にするように努力はしたものの、主観的側面はまだまだある。さらにいえば「個人的」な内容の記事で事情を知らない人から反感を抱きかねない表現もある。

 受験勉強中ノートを片手に鼻くそをほじりながら、それをボールくらいの大きさにまとめたものが俺のブログだ。

 主観的で個人的な表現を鵜呑みにはしないで下さい。(俺の落ち度なのにスイマセン)

 (その2)「喪男浪人中」は成功例を説明するブログでない
 
 俺の受験は「失敗」である。何故か?「第一志望に落ちたから」という理由は半分正解。もう半分は「かけた時間の割に合う結果を得られなかったから」という理由だ。後者のほうがむしろ強い。

 結果だけをみて、「まあまあの成果だな」と思ってはいけない。「かけた時間」を考慮すれば「大失敗」だ。

 だが、反面教師としてはソコソコ役に立つのではないかと思う。浪人したらどれだけ精神的にダメージを受けるかリアルに分かるし、怠けている様子もよくわかる。浪人生には「またやる気を出そう」と現役生には「現役で合格してみせる」と思って欲しい。

(結局、この記事も主観的だ)


 あ~あ、6月って浪人時代、とても辛かったな・・・浪人生活3ヶ月目という節目なのにたいして勉強もしていなかったし、親の目線は痛いし、大学に行った友達は楽しそうだし・・・でもここで頑張るべきだったな。頑張れれば夏休み(宅浪にとっては「毎日が夏休み」だが)頃から本番までラストスパートもかけられたかもな。ああ、もっと勉強しておけば今頃別の大学にいっていたかもな。

 蒸し暑い季節で大変かもしれないけど、受験生の方はしっかりと体力をつけて頑張ってください!

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ちょっと今日は簡単に書く。ネタがないからだ。

浪人生の一年間の模擬試験の費用について書く。とはいっても、全国の浪人生の平均のようなものではなく、俺がどのくらい模試にお金を費やしたかについてだ。読者の方にとってはあまり参考にはならないと思う。自己満足だと記録のためだ。

《模試にかかった費用》

俺の浪人生活でかかった模擬試験の費用。基本的に予備校には通ってないから普通に受験料を払って受けた。ただし、河合塾・Z会共催の東大模試はZ会員だったため少し安くなっている。

また、一部記録が紛失しているものもあり、受験料の額が間違っている可能性がある。一応、目安として受け取ってほしい。

では

5月、第一回駿台全国模試・・・4,500円
8月、第一回東大即応オープン・・・3,500円
8月、第一回東大実戦模試・・・4,700円
10月、第二回駿台全国模試・・・4,500円
10月、東進センター試験本番レベル模試・・・2,000円
11月、第二回東大即応オープン・・・3,500円
11月、第二回駿台全国模試・・・4,700円
11月、河合塾全党センタープレテスト・・・4,900円
12月、東進センター試験本番レベル模試・・・2,000円

合計回数・・・9回
合計金額・・・34,300円

意外と高くついた。模試代は大部分を親に払ってもらったからかなり助かった。

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(注意)
以下の文章は管理人の経験に基いたものであり、普遍的な原則等ではありません。あくまでも、一つの特殊なケースとして受け取って下さい。もちろん、批判や反論、質問は受け付けます。コメント欄に書いていただければ出来る範囲で答えます。


さて、前回に引き続き宅浪生活とモチベーションについて書く。今回は「内面的要素」についての考察をする。「内面的要素」とは主に心理状態がいかにモチベーションに影響したかということだ。今回は高校生活から振り返って自分の心理状況について考えてみたい。

*もっとも、「内面的要素」と「外面的要素」の両者の違いはあまり厳密にしていない。解釈の仕方によってはどっちとも取れるものもある。このブログは素人の書いたものだからそこのところは見逃して欲しい。

《内面的要素》

俺は高校一年のころから東大を目標にして頑張ってきた。当時担任だった先生に勧められたからだ。それ以来、俺の高校生活は学校・部活(途中でやめたが)・勉強の3つで大部分が占められていた。いわゆる「青春」の思い出といわれるようなものはほとんど経験していない。(友達も少なかったし、もてないから恋愛もない)

高一からはじめた受験勉強は、そのモチベーションを落とすことなく続けられた。スランプも経験したが、人より多く勉強をしていたのだから学校(2流自称進学校だが)内での成績もよかった。定期テストや模試の成績は常にトップクラスだった。学年一位もとった。

勉強に対するやる気はほとんど失われることはなかった。しかし、それが最後まで続いたわけじゃなかった。いくつか重大な転機があった。

一つ目は高二の冬。

俺は高二の冬に部活(運動部)をやめた。俺は部の中で実力的にかなり後れを取っていた。その競技は中学以来続けていたものだったが上達せず、高校から始めた後輩にも抜かされるようになっていた。また、勉強時間が部活によって大きく削られていたため、受験が近づく中、焦りを感じていた。

そのため退部を決意した。顧問の先生に何と言われるかビビッていたが以外にもすんなりと退部を許してくれた。東大を受けるという目標を理解してもらえたのだろう。(落ちてしまって今でも申し訳ないと思っている)

部活をやめたとなると受験勉強に集中できる、と思ったがそうでもない。有り余る時間は一種の安心感を与えただ、受験勉強のみをやることは精神的に辛かった。退部した後の冬休みはだらけた。受験勉強だけをやることの退屈さを知った。

二つ目は高三の夏休み後。

部活をやめた後、確かに以前よりはだらけることはあったがそれでも依然としてモチベーションは高い。高三になってから、より受験勉強に打ち込んでいた。

夏休みが来た。

一般的に夏休みは受験の天王山と言われることが多い。ほぼ一ヶ月受験勉強に集中できるからだ。俺もこの機会に東大との距離をぐっと縮めようと決意した。

意気揚々と夏休みの勉強が始まった。一日15時間のペースをほぼ毎日守りぬく。夏休みの間、校舎が解放されていたので毎日通う。友達と励ましあいながら机に向かい、必死で問題集を解いていく。

夏休みは順調そのものだった。「いける、これなら東大だっていける」と思っていた。

しかし、夏休みも終盤になると疲れてくる。そして、燃え尽きた。夏休みの最後の3日くらいから勉強に手がつかなくなった。毎日図書館に入り浸ってどうでもいいくだらない本を読みふけった。そのときは「スランプが来ようといつかは脱出できるのだから気にしなくてもいいや」と危機感を感じることはなかった。

9月、スランプ未だ解けず。10月、まだ。11月、まだ。そろそろ諦めムードが漂うころ。12月、センター対策で気を紛らわす。センター試験、何とか足切り突破。2月、浪人すればいいやと考えはじめる。東大落ちる。

結局スランプから抜け出せないまま浪人生活突入。

三つ目は浪人生活開始。

東大に落ちたことはやっぱりショック。呆然とした。それでも勉強はしないといけない。10日の合格発表後しばらく休んだ後勉強再開(再開したのは16日から。つまり一年前の今日だ。)

受験勉強の資金を得るためのバイトを探したが、全滅。先が見えなくなってしまう。そのままずるずると・・・

浪人生活での俺の勉強についてはこのブログを読み返したほうがよく分かると思う。昔の記事は今見たら痛々しい。黒歴史に近い。でも残しておく。駄目な姿も含めて浪人生活の記録だと思うから。

(追記)

燃え尽き症候群とはwikipediaによると

《以下引用》

燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん、: Burnout Syndrome)は、一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した報酬が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満[1]。慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状。一種の外因性うつ病とも説明される。

こちらより引用

《引用終了》

ということみたいです。俺のモチベーションの低下はほとんどこれで説明がつきますね。

ということみたいです

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(注意)
以下の文章は管理人の経験に基いたものであり、普遍的な原則等ではありません。あくまでも、一つの特殊なケースとして受け取って下さい。もちろん、批判や反論、質問は受け付けます。コメント欄に書いていただければ出来る範囲で答えます。


前回までは浪人することのリスクについて書いてきた。今回は自分が浪人生活で失敗した点について書く。

俺が最も失敗したと考えるのは、モチベーションの維持だと思う。忙しい中で必死になって勉強した現役時代に比べて、暇が十分あった浪人時代の勉強量は増えて当然だ。それなのに実際の所勉強時間は減ってしまった。

じゃあどうして勉強時間が減ったのか。外面的要素と内面的要素から反省してみる。

《外面的要素》

外面的要素とは、自分の勉強における環境のことをいい、勉強可能な時間や塾・予備校の有無、人間関係、誘惑など、およそ受験勉強のモチベーションに関係するであろうもののこととする。

・勉強可能な時間について

現役時代は朝早く起きて高校に通い夕方ごろに帰宅(俺の場合9時~16時は学校)、その後寝るまで勉強だった。平日一日あたり8時間勉強できた。休日は多い日で15時間勉強した。我ながらなかなか勉強時間は多かったと思う。

当然のことだが浪人すると現役時代より勉強に費やせる時間は増えるはずだ。

俺の場合塾にも予備校にも行かず宅浪したから理屈のうえでは毎日現役時代の休日と同じ時間、つまり15時間勉強できることになる。

もっとも、一年中同じペースで勉強は出来ないであろうから実際の所は一日12時間を目標にした。この場合一週間あたりの勉強時間では12×7=84時間。現役の場合は一週間あたり70時間だから14時間上回る、はずだ。

本来なら現役時代を上回る勉強量となったのに・・・

・塾・予備校の有無について

現役時代も浪人時代も塾や予備校の類に通ったことがない。(ついでに言うと小学校中学校のときも行っていない。塾童貞だ。)これはどちらかというと経済的な理由。

浪人時代は一人で勉強だったから他の受験生からの刺激というものはほとんどなかった。これがいけなかったと思う。一人で勉強しているから自分の出来ない所から目をそむけることも出来たし、出来る受験生に追いつき追い越そうという競争心も失われた。

講義については何ともいえないからスルー。

・人間関係について

さっき言ったことと被るが、刺激を受ける友達がほとんどいなかったのはマイナスだった。浪人の友達も少ない。さらに言うと、もともと友達自体少なく、気晴らしに遊びにいける関係の人は本当にごく一部だった。

となると、孤独からくるストレスに悩まされることになる。俺は高校のときハブかれていて友人のいない孤独な生活に慣れているはずだったが、それでも一年間親以外の人間とはほとんど交流がないのは流石に辛かった。

・誘惑について

宅浪生活は基本的に自分を束縛するものがない自由な生活だ。(自由といっても勉強をサボりながらの自由だから後ろめたいし味気ない。)それだけ誘惑も当然多い。

気晴らしに見たネットに夢中になり気が付いたら何時間もやっていたとか、机に座りペンを握るはずがアソコを握っていたり(笑)、深夜アニメを見ていたために夜型の生活になったりと。

勉強に集中するのは意外と難しい。


さて、一応「外面的要因」については書き終えたつもりだ。結構言い訳じみたことも書いている。というか、半分以上は言い訳だ。スイマセン。この後は「内面的要因」について書く。

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プロフィール
HN:
おーじゃ
性別:
男性
職業:
一年の浪人生活経験後いまは大学生(予定)
趣味:
読書
自己紹介:
一浪の果て再度挑戦した東大受験にまた失敗。今は失敗談を語ります。
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