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喪男浪人中とは:受験に失敗した喪男の浪人ブログ。東京大学文科一類を目指す。(東大落ちました。現在は失敗の原因について書いています。)
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たまには現役時代の失敗について考えてみる。

現役時代、俺は東大の過去問を解き始めるのが遅かった。具体的な時期は覚えていないが、たしか、高3の8月の東大模試の時は、まだ解いていなかった。

過去問をやれ、というのは勉強法の本やサイトでもよく見かける。

どうして必要か。

過去問をやることによってどのような問題が実際に出題されるか分かるし、身につけるべき内容も分かる。そのため、勉強の方針が立てやすくなるし、効率的に勉強できる。

俺の場合、過去問をほとんどやらず出題内容の分析も怠っていたから、かなり非効率な勉強をしてしまった。

例えば英語の場合、東大では量が多いため手早く問題をこなす必要があるが、俺は逆に、模擬試験でよくあるような、じっくり考える記述式の問題ばかりをやっていた。全国模試の成績は良くなっても東大模試や過去問は出来るようにならない。

ぶっちゃけ、過去問をやるのが怖かったんだ。

それにより現実とのギャップが分かってしまうのが怖かった。「臭い物に蓋」をしておきたかった。それだから、実力がついてからやろうと考えて、ついついやらず・・・

具体的にいつごろ過去問をやればいいかは分からないし、ここで言うつもりはない。だけど、現役時代の俺のように、怖いからといって過去問から目をそむけてはいけないと思う。実力がついていなくても、出来なくてもいいやって思って一回といてみたらいいかもしれない。

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久しぶりに受験の失敗談について書く。今回は「内職」について書いてみようかと思う。この場合の「内職」とは金銭を得る目的でする仕事のことではなく、学校などの授業中に授業内容とは違った内容の勉強をすることである。

さてさて、内職はどのように思われているのだろうか。

俺のでた2流自称進学校でも(当たり前だが)教師は基本的に内職については否定的(ただし黙認もあった)だった。「失礼だ」ということだけではなく、「教師の目を盗んでする内職では力がつかないから意味が無い。それよりも授業を聞け。そのほうがためになる」という意見もあった。

一方、勉強法のサイトや本では意外と内職に肯定的な意見もあったと思う。具体的なソースを上げるのは手間がかかるからやりたくはないが、「受験科目以外の教科やためにならない授業は聞くだけ無駄」という意見から「退屈な授業時間は寝て過ごし体力を温存せよ(内職とはちょっと違うが)」という意見までもあった。

「寝て過ごせ」という意見はともかく、要するにに問題は「内職と授業のどちらが受験勉強の力がつくだろうか」ということではないだろうか。

ただ、俺のごく少ない受験勉強の経験から考えたことだから、結論らしい結論は出ていないし、普遍的な内容と必ずしもいえるわけでない。俺の体験の範囲内で語ろうと思う。

俺が内職を始めたのは、確か、高校2年のときだった。当時の英語の授業があまりにもつまらなく退屈だった。進度も遅かった。学校ではソコソコいい成績だったから授業をかなり舐めていたことがあったことは否めない。周囲の人間も徐々に内職を始めていた。おそらく焦りがあったのだろう。


英語(リーダー)の時間にやった内職の内容は以下の通りだった。

1、授業内容を無視して予習(和訳)を最後の課まで進めていく
2、授業中に単語帳で単語を暗記(1の予習がひと段落着いた時期からはじめた)

1の場合、授業とその予習を「勉強」と考えるより、何か「負担」のように考える考えが背景にあった。「学校から課されるもので、時間を奪うもの」のように考えた。

2については説明する必要はないだろう。

これらは効果があったのだろうか。

1の場合はとりあえず和訳という作業を受験勉強にかける時間を削らずに終わらせられたのだから、目的は達成できた。問題は2だ。授業を無視してまでしてやる意味はあったのか。

周りが授業を受けているときにする内職はやはり度胸がいる。教師は内職を嫌うのは当たり前だし、その中で単語をシコシコ暗記するのはやはり後ろめたい所もある。

そんな気分でやる勉強は本当に力になったのだろうか。

毎週英語の時間は3~4時間あったからそれだけの時間を単語に割ければものすごい語彙力が着くはずだったがそうはいかなかった。ぶっちゃけて言えば、大して力になっていない。

じゃあ、どうすればよかったんだよ。内職も駄目、授業も駄目じゃ俺涙目じゃないの・・・

(未完)

(スイマセン。意気込んで書こうとしたけれど、失敗してしまいました。そのうち気が向いたら&アイディアが思い浮かんだら続きを書きます)

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久しぶりに受験の失敗談でも書くか。

2ちゃんねるの大学受験板(こちら)のコピペで面白いものを見つけた。2chの大学受験板の一年の流れについてのコピペだ。「ゲッ」っておもった。これは実に的を得ていると思う。俺もほとんど同じように考えて受験をなめていた。例えば、マーチレベルを叩いたりして上位受験者を気取るとか、「○ヶ月で○○大に受かる」とかリアルで言っていた。

現役のころ2chの大学受験板は見ていなかったけど、この板と同じようなことを言っている勉強法サイトはよくあるし、俺の友達にもこんなことを言っているやつはたくさんいた。知らず知らずのうちに影響を受けていたのだろう。恥ずかしい話だ。2chはウソをウソと見抜けないと駄目だ。

もし、以下引用するコピペと同じようなことを考えている人がいたら考え直して欲しい。ある程度成績がいい人もだ。俺が言える話じゃないけど、一度冷静になったほうがいい。じゃないと、俺みたいに浪人してしまうかもしれない。浪人はほんとにつらい。

《以下引用》

4月~7月:「1浪したら旧帝に行けますか」系統のスレが乱立。旧帝一工神筑茶外早慶や医歯薬学部の話が中心となり、マーチ落ちが早慶受験生を称し、上位受験者気取り。
「2chばかりしてて、勉強しなくていいのか」という大学生の忠告には、一致団結してFランク私大と決め付け。「Fランクは消えろ」などと言って勝ち誇る。

☆現在
8月~10月:この夏で偏差値60以上になる」系統のスレが目立つように。「相変わらずマーチは3ヶ月で受かるから」と余裕ムード。
この頃から「浪人はクズ」などの浪人叩きが横行し、地方国公立やマーチなどのへの中傷も活発になる。

11月~1月上旬:学歴煽りが最高潮。旧帝や早慶上位学部未満はクソの論調がスタンダートとなり、自分の実力に根拠のない浪人日東駒専叩きが、最も酷くなる。
センター1ヵ月前から「センター8割以上余裕で取るぞ」というムードとなり、「今からやって旧帝早慶受かりますか」系統のスレが乱立する。
また、まだ合格どころか受験すらしてないにも関わらず、 「どっちの大学SHOW」などというスレで、受かったらどちらに行こうかという話題も盛んになる。
まさに「取らぬ狸の皮算用」という他ない。

1月中旬~2月中旬:センター後に場は一転し、「センター死亡スレ」、「500点以下で受かる国公立ありますか?」、「今年の国語は難しすぎ」などのスレが入り乱れる。
痛ましい書き込みが目立つようになり、「2浪はセーフ、3浪はアウト」、「現役で○大よりはマシ」などの自分たちに都合が良い浪人肯定スレが目立つようになる。

2月下旬~3月上旬:国立落ちの者が、腹いせに「駅弁より、都会の私立だろ。都落ちか?」などの国立叩きスレを立てて、
憂さ晴らしをするのが毎年の恒例行事(一部の者は学歴板に移住し、国立叩きを続ける)  
浪人肯定スレもこの頃がピークとなり、浪人すれば「○大に行ける!」などと夢を見て、「果たして浪人して受かるのか」という現実から目を逸らす。
浪人した挙句に現役時に合格した大学に不合格、受験校全滅などの悲惨極まる報告や「○浪集まれ」など傷の舐めあいスレが続出。
低学歴の代名詞のごとく扱われていたマーチが高学歴扱い、日東駒専も普通に優秀と言われるようになり、何とも言えない荒廃した雰囲気となって、大学受験板の一年は幕を閉じる。

⇒最初に戻る。


《引用終了》

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嫌な夢を見た。東大の試験を受ける夢だ。問題を解きながらこう思っていた。「あーあ、結局浪人しても大して勉強してなかったな」と。

嫌な思いとともに起きた。だが、よく考えてみると、これと同じ思いはすでに経験していた。現役のときに経験していた。


現役のときは問題を解きながらこう思っていた。「あーあ、結局東大目指していたわりには大して勉強しなかったな」と。

いや、現役のときは「大して勉強してなかった」わけではない。実際、高一の時から(厳密に言うと中三の春休みから)勉強してた。

勉強してなかったのは、何といっても直前期だ。センター後、戦意喪失してた。ひどい話だ。たぶん高三の2月の勉強量&質は高校生活の中でもワースト3には入る。

いや、待てよ。戦意喪失していたのは高三の九月ごろだ。そのころから駄目だった。

今では「もう少し我慢し、集中して勉強すれば滑り込み合格くらいはできたのではないか?」と思う。


嫌な思いでテストを受ける夢を見たのは、今の状況が、諦めモードだったそのころに似ているからだ。

じゃあ、何故その経験を生かさないのか?ここは頑張り時だ。まだ試験まで半年以上ある。

知識ゼロから半年で早稲田大学に受かったという話を聞いたことがある。早稲田大学といえば言わずと知れた難関大学、一流大学だ。科目数は3科と少ないが難しい。俺は落ちた。だけど、そんな大学でも、逆転合格する人はいる。

じゃあ、俺も頑張ろうよ。幸いなことに俺はゼロからのスタートではない。合格の最低ラインに必要な学力を仮に10とすると、俺の学力は少なくとも5~6はある。全く無理じゃないはずだ。

去年の俺の場合、合格まであと一歩(過大評価かもしれないけど)のところで諦めモード、戦意喪失した。そして、最後の詰めが甘くなった。自分から半ば諦めることで勝手に「そこで試合終了」していた。

今こそ本気を見せようではないか。

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今日は受験の失敗談を語ろうと思う

てか、これからも自戒の念も込めて色々と失敗談を語っていこうと思う(それだけ失敗しているorz)

今回は参考書について



あれは高一の時だった

そのときから俺は東大を目指して受験勉強をしていた

と言うわけで、周りがほとんどだれも勉強してなかったから、学校の中ではそこそこよい成績だった(二流進学校だけど)

そんでもって、何を血迷ったか、調子に乗って高一の時からハイレベルな参考書に手をつけ始めた

今から思えば、まぁ、難しい参考書をやってる自分に酔っていただけだったけど(アホですね)

もちろん、二流進学校のトップクラス程度の実力じゃあ十分に理解できるはずがなかった

所詮は「井の中の蛙」だったから


だけど、その時は、ずっとそのことを認めようとはしなかったな

今から考えれば、普段の勉強もハイレベルな参考書の高度な解説を見て分かったつもりになってただけだった

普通、公立高校(二流進学校)の高一なら暗記が先であるはずだ


そしたら、徐々に成績ダウンしてきた

学年3位から15位に落ちてた

その次のテストでは21位まで落下

もはやトップクラスではなくなってた

当時の俺は、成績が下がるとハイレベルなことをやるのが足りないために下がったと勘違いしてた

そして、基礎を半ば無視して難しいことばかり

暗記すべきこともだんだんと忘れていった(そのとき俺は覚えているつもりだった)


余談だが、そのとき受けていた模試は進研模試だったから基礎事項の出題が中心だった

それで取れないと言うことは明らかに基礎力の欠如なんだがそれに気づかず

「進研模試ってずいぶんハイレベルだなー、こんなにハイレベル参考書をやったのにこれしか取れないなんて」って思っていた

あのころ俺は相当の馬鹿だった


そうして困っていると、担任に「基礎的なことをやりなさい」と言われて、しぶしぶ基礎をやった

おそらくそのときの担任は俺の成績急落の原因が分かっていたのだろう

確か、高一の春休みはずっと基礎の復習だったな

その状態が、高二の秋ごろまで続いてた


しばらくしたら、成績はまた上がり始め、学年2位まで浮上した

その時になってやっと分かった

基礎力が不十分な段階で、ハイレベルな参考書に手をだすことはかえって毒だと


もちろん、こんなことなんてほとんどの人にとっては当たり前だ

だけど、こんな当たり前のことでも思い上がっていると分からないものだ

高一のときの俺がいい例だ

もし、理解が不十分なままハイレベルな参考書を使っていたらすぐにやめるべきだ

この文章を読んでいる方は気を付けてほしい

プライドや見栄だけで参考書を選んではいけない

絶対俺みたいに失敗する

下手すると、センターレベルすら出来ないままで本番を迎えるかもしれないぞ

また、他人が簡単だと言っている参考書でも自分にとって難しかったら使わないほうがいい

ハイレベルなことの「理解したつもり」より基礎事項の確実な暗記のほうが確実に力になるし役に立つ


俺みたいな失敗は結構ありがちだぞ



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男性
職業:
一年の浪人生活経験後いまは大学生(予定)
趣味:
読書
自己紹介:
一浪の果て再度挑戦した東大受験にまた失敗。今は失敗談を語ります。
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